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全豪で7年ぶり勝利の伊藤竜馬。
長い試練を乗り越えられた理由。

posted2020/02/06 15:00

 
全豪で7年ぶり勝利の伊藤竜馬。長い試練を乗り越えられた理由。<Number Web> photograph by Hiromasa Mano

ドラゴンショットと呼ばれるフォアハンドの強打は健在。全豪2回戦でジョコビッチに敗れるも復調を印象づけた。

text by

秋山英宏

秋山英宏Hidehiro Akiyama

PROFILE

photograph by

Hiromasa Mano

 31歳の伊藤竜馬が全豪オープンで7年ぶり、四大大会では2014年全米以来の勝利を挙げた。'12年に世界ランキングを自己最高の60位に上げたが、右ひじの故障もあって、その後は3桁のランキングで過ごす時期が長かった。現在も146位だが、アジア枠の主催者推薦を争うプレーオフに優勝、本戦でも1回戦を突破した。

 久しく味わっていない四大大会での勝利に「いろんな思いがこみ上げた」という。「ひじのけがもあったので、あきらめずにやれたというのがうれしかった」。淡々と話したが、試合中に見せた鬼の形相から、勝利への渇望が見てとれた。

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