女性記者が経験した不自由。

　ルビアレスは「この世に存在する様々な不平等に対して距離を置くこともできるが、近寄って変革に貢献することもできる」と釈明して今大会は女性もスタジアムで観戦できると明言したが、スタジアムの外は当然ながら従来のまま。

　現地入りした『アス』紙の女性記者はスペインでは経験したことのない不自由を紙面で報告している。

　結局、8日にバレンシアを下したR・マドリーと、9日にバルサを破ったA・マドリーによる“マドリーダービー”となった決勝は、PK戦の末にR・マドリーに軍配が上がった。

　大会自体は成功したと言えるかもしれないが、ルビアレスの姿勢に、改めて厳しい目を向けるメディアも出てきそうだ。