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日本人ヘビー級冬の時代。
“アーツの弟子”は壁を破れるか。

posted2019/12/28 08:30

 
日本人ヘビー級冬の時代。“アーツの弟子”は壁を破れるか。<Number Web> photograph by Emilio Y.Inafuku/(c)HOOSTCUP.COM

182cm、92kgの内田は王座決定戦で山下力也(道真会館)に3-0の判定で勝利。ピーター・アーツの祝福を受けた。

text by

布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

PROFILE

photograph by

Emilio Y.Inafuku/(c)HOOSTCUP.COM

 2019年12月、名古屋で異色の日本人キックボクサーが初めてチャンピオンベルトを腰に巻いた。HOOST CUP認定初代ヘビー級王座決定戦で、他団体の日本王者を圧倒して判定勝ちを収めた内田雄大だ。

「試合前から自信はありました。平常心で闘えるかどうかだけが問題だったと思います」

 内田は全日本空手道連盟主催の大会で活躍した両親を持つ空手界のサラブレッド。高校や大学では空手に没頭し、全日本選手権でも優勝している。その後プロ格闘家を志し、'15年12月29日に開催されたRIZIN旗揚げ戦でMMAファイターとしてデビューした。

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内田雄大
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