広島と青山敏弘から感じた“活力”。
J1制覇が遠のいても前向きな理由。
 

2010年代に成功したクラブの復権へ。

「やっぱりチームのやり方というものに、自分がもっとフィットしないといけない。今までは自分のプレーでチームのやり方を向上させてきたところもあったけど、現状はまだそこまでは出せていない。それが次への目標かな」

　3回の優勝を成し遂げるなど、2010年代に最も成功を収めたチームは、紆余曲折を経てクラブのアイデンティティを取り戻し2020年へと向かっていく。ベテランは歯を食いしばり、勢いのある若手がチームに活力を生み出している。

　面白い広島が帰ってきた。