松井秀喜の名言 

あれは2ストライクだから打てたホームランなんだよね。

松井秀喜(MLB)

さかのぼること10年前、2009年のワールドシリーズはヤンキース・松井秀喜のキャリアを語る上で忘れてはならない出来事だ。打率.615、3本塁打、8打点。そして世界一を決めた第6戦でシリーズタイ記録となる6打点をマーク。日本人初のシリーズMVPにも輝いた。ターニングポイントとなったのは第2戦。対戦相手フィリーズの先発は、かつてレッドソックスのエースだったペドロ・マルティネス。同点で迎えた6回の第3打席、1ボール2ストライクと不利なカウントながら、内角低め、ワンバウンドしそうなカーブをライトスタンドへと運んだ。「ノーストライク、1ストライクだったらあの球は(バットが)止まる」と本人が振り返った一撃は、追い込まれていたからこそ生まれたものだった。

Number980号(2019/06/13)

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