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盛り上がる大日本プロレス。
秘訣は二本立て&地域密着。
posted2019/10/07 07:30
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph by
Essei Hara
現役最年長レスラー、77歳のグレート小鹿会長率いる大日本プロレスが熱い。
インディー系団体のリーダーと言える大日本は11月4日、東京・両国国技館で開催予定の年間最大イベント「両極譚」に向け、総力を挙げて秋本番の戦いを展開している。
今年で5回目を迎える両国大会、興行の軸は、筋肉のカリスマ関本大介が確立したストロングヘビー級路線と、蛍光灯殴打が売りのデスマッチ路線の二本立てだ。
そのメーンは、9月15日に行われた横浜文化体育館大会の結果によって決まった。BJW認定世界ストロングヘビー級選手権は、王者・佐藤耕平(ZERO1)が新鋭・神谷英慶を17分34秒、パイルドライバーからの片エビ固めで下し、初防衛に成功した。