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全米OPは松山英樹を除き予選落ち。
国内選手に足りない海外での経験。

posted2019/06/26 07:00

 
全米OPは松山英樹を除き予選落ち。国内選手に足りない海外での経験。<Number Web> photograph by Getty Images

全米オープンに日本ツアー賞金王として臨んだ今平周吾。2日間、8オーバーで予選落ちを喫した。

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桂川洋一

桂川洋一Yoichi Katsuragawa

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 スーパースターが同じ空間、それも息遣いが分かるほどに近くにいたら、どんな思いがするだろう。

 6月、カリフォルニア州ペブルビーチで行われた全米オープン。大会初日、コース内に設けられたウォーミングアップルームで今平周吾はスタートに備えて汗を流していた。

 隣にいたのはタイガー・ウッズ。親しげに言葉を交わすことはなくとも、その情景はひとつのタイトルを争う、同じフィールドにいることを大いに実感できるシーンに違いない。

 ただ、その数日後、“やっぱり住む世界が違う”と感じてしまうことになったのだろうか。目の前にそびえ立つ高い壁を越えられない、もどかしさを想起させる要素になるのだろうか。

日本勢が軒並み苦戦した全米OP。

 ゲーリー・ウッドランドのメジャー初優勝で幕を閉じた全米オープンで、日本勢は苦しんだ。4人が出場し、決勝ラウンドに進んだのは米ツアーを主戦場にする松山英樹ただひとり。日本での地区予選会を通過して本戦出場を果たした堀川未来夢、市原弘大、そして今平は予選落ちとなった。

 2017年以降のメジャー11大会(今年は7月の全英オープンを残している)で、予選を通過したのが松山だけだった、という試合は5回ある。

 数年前に比べ、欧州ツアーやアジア下部や中国など、海外に出向く日本人選手は増加傾向にあるが、メジャーへの出場権が豊富に用意されている日本ツアーメンバーの大舞台での活躍がどうも限られている。

 日本ツアー選手権森ビル杯でツアー初優勝を飾り、翌週の全米オープンに乗り込んだ堀川はペブルビーチGLを体験するなり、キャリア最高の数日間の余韻に浸る気はさらさらなくなった。これが初めてのメジャーどころか、米国での試合もキャリアで初出場。ラフの芝質の違い、フェアウェイの激しい起伏、海風の重たさに面食らった。

【次ページ】 堀川、今平にあった“5打”のギャップ。

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