今永昇太の名言

情けなさや、負けたくないというライバル意識と同時に「こいつ、すげえな」という思いがありました。

ベイスターズは近年、“大卒ドラ1左腕王国”となっている。今永、濱口遥大、東克樹の3人は即戦力左腕としてプロ1年目から好成績を残したという共通点がある。しかし、2018年は東が勝ち星を積み上げる一方で、今永と濱口は本来のピッチングができない時期が続いた。「憧れてしまった部分もある。自分がやりたいピッチングってこれだな、と思いながら見ていました」と悔しさをにじませた今永だが、今シーズンは4月23日時点で4試合登板、防御率0.87と好スタートを切っている。よき後輩、ライバルとの切磋琢磨が完全復調のきっかけとなったのだ。

Number975号(2019/03/28)