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2歳女王に唯一、土をつけている!
桜花賞はグランアレグリアに期待。 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byEiichi Yamane/AFLO

posted2019/04/06 08:30

2歳女王に唯一、土をつけている!桜花賞はグランアレグリアに期待。<Number Web> photograph by Eiichi Yamane/AFLO

前走の朝日杯フューチュリティステークスでは惜しくも3着で終ったグランアレグリア。休養も十分、万全の状態で桜花賞へ挑む。

本命はグランアレグリア。

 そう、グランアレグリアは、ダノンファンタジーに土をつけた唯一の馬なのである。

 朝日杯で敗れて株を下げた感はあるが、負けたといっても、強い牡の2歳王者からコンマ4秒差の3着だ。3カ月半ぶりの実戦になるが、アーモンドアイやブラストワンピースら、間隔をあけながら結果を出してきた馬たちと同じノーザンファーム天栄で調整されていたのだから、仕上げに不安はない。

 むしろ、この休養が朝日杯で被ったメンタル面のダメージのケアになったのではないか。

  ということで、印を。

◎グランアレグリア
○ダノンファンタジー
▲シェーングランツ

あの新馬戦以来となる直接対決。

「ダービーからダービーヘ」を合言葉に、ダービー翌週に2歳新馬戦が行われるようになったのは'12年だった。

 翌'13年、世代開幕週の6月1日に阪神芝1600mの新馬戦を勝ったレッドリヴェールが同年2歳女王となり、翌日に東京芝1600mで行われた新馬戦を勝ったイスラボニータは皐月賞馬になった。'15年には世代開幕週の6月7日に行われた東京芝1600mの新馬戦を勝ったロードクエストが同年の新潟2歳ステークスを圧勝するなど重賞を3勝。さらに、開幕2週目の6月14日に東京芝1800mで行われた新馬戦を勝ったメジャーエンブレムが、同年2歳女王となり、翌'16年にNHKマイルカップを制した。

 早い時期にデビューした馬が、単なる早熟では終わらず、クラシックや古馬戦線で結果を出すようになってきた。

 グランアレグリアとダノンファンタジーがこれからも活躍すれば、昨年の6月の新馬戦のステイタスがますます上がり、楽しみも大きくなると言える。

 グランアレグリアとダノンファンタジーの直接対決は、あの新馬戦以来だ。「伝説」を上書きする名勝負に期待が高まる。

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グランアレグリア
ダノンファンタジー

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