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ドバイと重なってもGI馬が8頭。
大阪杯の肝は「サンデーとの距離」? 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byKyodo News

posted2019/03/30 08:00

ドバイと重なってもGI馬が8頭。大阪杯の肝は「サンデーとの距離」?<Number Web> photograph by Kyodo News

強い4歳の牡馬における代表的存在、ブラストワンピース。勝った有馬記念は斤量差があったが、今回は真っ向勝負だ。

平成最後のダービー馬にも要注意。

 ということで、印を。

◎ブラストワンピース
○ステルヴィオ
▲ワグネリアン

 3頭とも強い4歳世代だ。ダービーを勝ってその頂点に立ったワグネリアンは、祖母ブロードアピールも、それに配合したキングカメハメハ、そうして生まれたミスアンコール、それに配合したディープインパクトのすべてを金子真人オーナーが所有した「金子血統」の結晶と言える。
 金子オーナーの選馬眼が平成の競馬を面白くしたという事実もあるだけに、平成最後のダービー馬が、ここで「またあの人の馬か」という大仕事をやってのけるシーンも充分あり得そうだ。

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ブラストワンピース

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