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高い意識のブルペンを支える、マリーンズ左右の“相似形”。~左の松永、右の益田のシーズンを通して戦う方法論~
text by
石田雄太Yuta Ishida
photograph byKYODO
posted2018/08/21 07:00
松永の1球勝利は今年7月、西武戦で源田壮亮を打ち取って記録(写真)。益田は'14年9月、同じく西武戦だった。
同じ関西国際大学出身で、ともに通算100ホールドを達成。史上41人しかいない“1球勝利”の経験を持つところまで共通している。上位を窺うマリーンズ、そのブルペンを支える左の松永昂大と右の益田直也のことだ。松永が一つ上だが、社会人を経ている分、プロ入りは益田のほうが早い。
2012年にドラフト4位でマリーンズに入団した益田は、2年目にはクローザーとして最多セーブのタイトルを獲得。プロ入りから5年連続で50試合以上に登板し、ブルペンを支えてきた。しかし去年は2度のファーム行きを経験するなど、50試合以上登板が途切れてしまう。益田はこう言っていた。