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日本人2人目のNBA出場なるか。渡邊雄太、夢舞台へ一歩前進。~小学2年からの「NBAに入りたい」という夢~
text by
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byUSA TODAY Sports/REUTERS/AFLO
posted2018/08/10 07:00
サマーリーグはブルックリン・ネッツの一員として全5試合に出場した渡邊。最後の2 試合は先発で起用された。
7月20日、渡邊雄太が、NBAメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を交わした。傘下のGリーグチーム、ハッスルに所属しながら、シーズン通して45日間までグリズリーズに呼ばれる可能性がある契約形態。本契約ではないとはいえ、シーズン中にNBAの試合に出場する可能性もある。子供のころから目標として掲げてきたNBAの、まさに玄関口に入ったぐらいの快挙だ。
父、英幸によると、渡邊が最初に「NBAに入りたい」と口に出して言ったのは小学校2年のときだったという。両親とも元実業団選手で、母は元日本代表選手というバスケットボール一家。生まれたときからまわりにバスケットボールがあり、自然とプレーするようになった。よくテレビで見ていたコービー・ブライアントに憧れていたという。