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パンパシ水泳で注目したい、萩野&瀬戸を追う“第3の男”。~藤森太将は東京五輪の2枠に食い込めるか~
text by
松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byKYODO
posted2018/08/08 15:00
'16年競泳日本選手権男子200m個人メドレーでは萩野(中央)が優勝、2位に藤森(左)、3位に瀬戸(右)が入った。
8月9日から14日まで、水泳の国際大会「パンパシフィック選手権」が東京で行なわれる。
特に競泳は、今シーズン、好調をうかがわせる選手が多いだけに、日本勢の活躍が楽しみなところだ。中でも注目したいのは五輪メダリストである萩野公介、瀬戸大也の2枚看板がそろう200m個人メドレーだ。
昨シーズン、右肘の手術の影響などで苦しんだ萩野は、代表選考会を兼ねた今春の日本選手権で、瀬戸をタッチの差でかわして優勝を果たした。
「自分の泳ぎに集中しつつも、大也の泳ぎが前半からけっこう行っているのが見えていました。俯瞰して見る感覚はすごく久しぶりで、楽しかったです」