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享年46。急逝した港太郎が残した数々の名勝負。~人気よりも金よりも強さを愚直に求めた名キックボクサー~ 

text by

布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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photograph bySusumu Nagao

posted2018/05/10 15:00

享年46。急逝した港太郎が残した数々の名勝負。~人気よりも金よりも強さを愚直に求めた名キックボクサー~<Number Web> photograph by Susumu Nagao

'93年にシュートボクシングのエース、吉鷹弘と初対決。ドロー決着だったが、その激闘で観客を沸かせた。

 '90年代、日本のキックボクシングシーンを沸かせた港太郎(本名・田代義治)が、4月11日搬送先の病院で亡くなった。享年46。死因は多臓器不全。SNSで港は「立つことも困難」と書き込んでいて、心配になった筆者が「早く病院に行って」とお願いした矢先に訃報が飛び込んできた。

 印象に残るキックボクサーだった。港が下北沢にあった山木ジムに内弟子として寝泊まりしていた頃の話だ。「普段の食事は?」と訊くと、「いつも牛丼の特盛りを食べています」と教えてくれた。お洒落には無頓着で、必要最低限のものしか欲しない男だった。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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港太郎

格闘技の前後のコラム

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