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レッスルマニアで世界王座挑戦。中邑の姿が馬場さんと重なる。~絵を描き、戦い、アメリカを沸かせる~
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph byMediaPunch/REX/Shutterstock/AFLO
posted2018/02/25 16:00
アメリカでも抜群の人気を誇る中邑。1月28日の試合後も「ファンが自分の後ろにいてくれる感覚で力になった」
現地時間1月28日、アメリカから嬉しいニュースが飛び込んできた。新日本プロレスを退団し、米マットに勇躍参戦して2年、“くねくね”で人気の中邑真輔が、ペンシルベニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われたWWEの「ロイヤルランブル(30選手参加の時間差バトルロイヤル)」に初参加。最後はローマン・レインズをキンシャサ(走り込み膝蹴り)から場外に投げ落とし、初優勝を果たした。
快挙だ。今年のロイヤルランブルは、4月8日にニューオリンズで行われるWWE年間最大のイベント「レッスルマニア34」の、いわば前哨戦。8万人を超える観客を動員するレッスルマニアで、日本人選手が初めてWWE世界ヘビー級王座に挑戦することになった。