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独断と偏見のG1優勝予想! キーワードは「無事是名馬」。~怪我をしないプロレスラーは偉大だ~
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph byEssei Hara
posted2017/07/27 12:00
6月のIWGPヘビー級王座戦は60分ドローに終わったオカダ(左)とオメガ(右)。通算対戦成績はオカダの1勝1分け。
新日本恒例の“真夏の祭典”G1クライマックスが7月17日、札幌大会で幕を開けた。出場20選手がA・Bブロックに分かれてのリーグ戦、8月13日の東京・両国国技館が優勝決定戦だ。
全19大会、約1カ月に及ぶロング・サーキット。怪我なくフル出場でVレースを乗り切ることが全選手に課せられたテーマだろう。
筆者にとって残念なのは、大会の常連であった柴田勝頼(硬膜下血腫)、本間朋晃(中心性頸髄損傷)が長期欠場でいないことだ。両選手とも個性派として際立ち、大会を盛り上げてきた人気者なだけに、早い時期の復帰を願うしかない。