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宮崎敏郎の右打ち。極意は“あっち向いてホイ”?~ハンカチ世代の遅れてきた超大物は、言葉も独特~ 

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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posted2017/06/23 10:30

宮崎敏郎の右打ち。極意は“あっち向いてホイ”?~ハンカチ世代の遅れてきた超大物は、言葉も独特~<Number Web> photograph by KYODO

厳木高、日本文理大、セガサミーを経て’13年ドラフト6位でプロ入り。昨季は自己最多101試合、11本塁打と飛躍。

 厳しいに木、と書いて、“きゅうらぎ”と読む。佐賀県の厳木高校は、これまでに一度も甲子園に出場したことはない。

 2006年夏、厳木のエースだった宮崎敏郎は、佐賀県大会の初戦で姿を消した。だから、同い年の斎藤佑樹と田中将大が投げ合った甲子園の決勝は、テレビでも見ていない。

「野球見るの、好きじゃなかったんで(笑)」

 今年、ベイスターズでホセ・ロペス、筒香嘉智の後の5番を任される宮崎は、唐津のボーイズリーグでプレーしていた中学時代、福岡の同い年のピッチャーと対戦した。そのボールを見て、ショックを受けたのだという。

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