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年末恒例のプロレス大賞。中嶋勝彦の受賞はあるか。~新日本のオカダ、内藤が本命なのは間違いないが~
text by
門馬忠雄Tadao Monma
posted2016/12/11 17:00
師走、早いものでもうプロレス大賞選考会(東京スポーツ制定)の季節である。賞獲りの話題が新日本の選手に集中するのは仕方ないとしても、最優秀選手賞(MVP)に関しては、現IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカか、前王者の内藤哲也か、真っ二つに意見が分かれるところ。
これまでは3番手か、4番目の男と陰口を叩かれてきたメキシコかぶれ“制御不能の男”内藤がド真ん中に座って揺れ動いた今シーズンだった。4月の東京・両国国技館大会で目の上のタンコブ、年下のオカダに初勝利。6月の大阪大会でオカダとのリターンマッチに敗れてベルトを喪失したものの、9月の神戸大会でマイケル・エルガンを破ってIWGPインターコンチネンタル王座を奪取。大阪での失点を見事に挽回している。