SCORE CARDBACK NUMBER

怪我から復帰の石川遼、アメリカで勝つ力はある。~アメリカと日本のコースの違いは「池」!?~ 

text by

丸山茂樹

丸山茂樹Shigeki Maruyama

PROFILE

photograph byKYODO

posted2016/10/15 17:00

怪我から復帰の石川遼、アメリカで勝つ力はある。~アメリカと日本のコースの違いは「池」!?~<Number Web> photograph by KYODO

復帰2戦目、KBCオーガスタでは初日から首位を守る完全優勝で、国内14勝目を飾った。

 石川遼が故障から復帰した。9月のANAオープンでも3位に入り、これで、8月にRIZAP KBCオーガスタで優勝して以降、3戦連続のトップ3となった。このことで、メディアには「復活」という文字が躍っている。確かに腰の怪我から体は復活したと思う。ただ、何をもってゴルフにおける復活とするのか。それは本人のみぞ知ることではないだろうか。そもそも、復活という考え自体、持っていないかもしれない。

 今後、ゴルフファンも、自分も、そして、本人も期待するものがあるとすれば、アメリカPGAツアーでの活躍ではないだろうか。石川が初めて米ツアーに参戦した時、正直、すぐに勝つだろうなと思っていた。自分よりも技術は上だし、飛距離も出る。海外の長いパー5だって2打でグリーンに乗せる力がある。ただ、なぜか、これまでは日本国内ツアーでの強さと、アメリカでのそれが比例しなかった。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 534文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

#石川遼

男子ゴルフの前後の記事

ページトップ