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ノアの“働くイケメン”は、IWGPベルトを手に入れるか。~三沢の「後」を背負い続けた丸藤正道の挑戦~
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph byTadashi Shirasawa
posted2016/10/08 17:00
'12年9月以来、2度目のIWGPヘビー級挑戦となる丸藤。前回は棚橋弘至に敗れている。
プロレスの秋だ。10月から年末にかけ各団体のビッグイベントが続く。
なかでも注目は、女性ファンに人気の高いイケメン対決、10月10日に東京・両国国技館で行われる新日本の王者オカダ・カズチカvs.挑戦者丸藤正道(ノア)のIWGPヘビー級決戦だろう。
オカダは6・19大阪大会で内藤哲也を破ってベルトを奪回し、これが初防衛戦。他団体の選手を挑戦者に迎え、久し振りに緊張感漂うタイトル戦だ。
2人のバトルの発端は、夏のG1クライマックス。7月18日の開幕戦、札幌大会で丸藤が本命オカダの必殺技レインメーカー(至近距離からのラリアット)を封じ込め、ヒザ蹴りを見舞ってポールシフト式エメラルドフロウジョンで、見事な勝利(19分7秒)を奪った。