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地区優勝のレンジャーズは悲願の世界一を掴めるか。~ダルビッシュ「日本ハムのときに似てる」~ 

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四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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photograph byYukihito Taguchi

posted2016/10/06 09:00

地区優勝のレンジャーズは悲願の世界一を掴めるか。~ダルビッシュ「日本ハムのときに似てる」~<Number Web> photograph by Yukihito Taguchi

ダルビッシュは翌日の試合に備えシャンパンファイト不参加。しっかりと6勝目を挙げた。

 テキサス・レンジャーズが9月23日、敵地オークランドでアスレチックスに快勝し、2年連続7回目となる地区優勝を決めた。ダルビッシュ有が右肘手術から復帰した直後の5月29日以来、一度も首位の座を譲ることなく、ほぼ独走状態でゴールを駆け抜けた。

 昨シーズンの覇者とはいえ、開幕前の評価は不透明だった。オフ期間に大型補強を自重したこともあり、故障離脱中のダルビッシュ、大砲ジョシュ・ハミルトンの復帰に伴い、ペナント争いに加わるものと見られていた。ところが、実際は違った。ダルビッシュこそ復帰したものの、左膝を手術したハミルトンは退団、主軸プリンス・フィルダーは脊髄の異常で現役引退、秋信守(チュ・シンス)も長期離脱と、相次いで主軸を欠く事態となった。

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