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“2人の主将”が手繰り寄せた初めての五輪キップ。~7人制ラグビーの快挙は、英国W杯とつながっていた~ 

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大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

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photograph byNobuhiko Otomo

posted2015/11/30 06:00

“2人の主将”が手繰り寄せた初めての五輪キップ。~7人制ラグビーの快挙は、英国W杯とつながっていた~<Number Web> photograph by Nobuhiko Otomo

五輪出場を決め、喜びを爆発させるセブンズ日本代表の桑水流主将(左)と前主将の坂井。

 試合終了の笛が鳴ると、坂井克行は、まっしぐらに桑水流(くわずる)裕策のもとへと走り、跳び上がって抱きついた。

 11月8日、香港の香港スタジアムで行われていたリオ五輪7人制ラグビーのアジア予選決勝。日本代表は1次リーグから準決勝のスリランカ戦まで5試合連続で失点ゼロで勝ち進み、決勝では地元・香港に10点を先行されたものの後半に4トライを奪い、24-10で逆転勝ち。みごと五輪ラグビー初代アジア代表の座を獲得すると、思い思いに喜びを爆発させるチームメイトの傍らで、2人は思いをかみしめるように抱き合った。

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