Number on NumberBACK NUMBER

中田久美ジャパン。~数字で見ると、エースは古賀紗理那か鍋谷友理枝か~ 

text by

小川勝

小川勝Masaru Ogawa

PROFILE

photograph byAFLO

posted2017/08/11 17:00

中田久美ジャパン。~数字で見ると、エースは古賀紗理那か鍋谷友理枝か~<Number Web> photograph by AFLO

鍋谷は1993年12月15日生まれの23歳。5月の全日本選抜ではデンソーの優勝に貢献した。

 団体球技の代表チームは、ほとんどの競技で2020年東京五輪に向けた体制が決まって、すでに強化が始まっている。バレーボールの女子日本代表は、中田久美監督のもと5月から合宿が始まり、7月に最初の公式戦、ワールドグランプリが行われた。

 対戦したのはタイ(世界ランキング14位)、ドミニカ共和国(同9位)、オランダ(同7位)、セルビア(同3位)、ブラジル(同4位)、中国(同1位)、ロシア(同5位)。日本の世界ランキングは6位。予選ラウンドの結果は6勝3敗で、ドミニカ共和国、セルビア、中国という3カ国に敗れている。五輪翌年の今年は、各国ともチームを作り直している時期であり、日本にとって6勝3敗はまずまずの成績だった。セットカウントで3-2の勝利が5試合あったため、勝ち点の関係で決勝ラウンドへの進出はならなかったが、予選ラウンドでの試合内容から、中田久美監督の日本代表について考えてみたい。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1743文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

#中田久美
#古賀紗理那
#鍋谷友理枝
#東京五輪
#オリンピック・パラリンピック

バレーボールの前後の記事

ページトップ