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『銀色の絆』華やかな舞台の裏側が描かれる、人間臭いフィギュアの世界。 

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あさのあつこ

あさのあつこAtsuko Asano

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posted2018/02/04 07:00

『銀色の絆』華やかな舞台の裏側が描かれる、人間臭いフィギュアの世界。<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

『銀色の絆』雫井脩介著 PHP文芸文庫 600円+税

 平昌オリンピックが間近にせまり、いろんな意味で賑やかになってきた。きな臭い国際情勢とも相まって、毎日のように関連ニュースが報じられている。

 為政者たちはオリンピックを政治の道具としてどう使いこなすかに腐心し、競技連盟はメダルの獲得数に拘り、それによって成功、失敗を計ろうとする。マスコミも同じく、メダル獲得の可能性の高い競技者ばかりに注目し、追いかける。

 スポーツ文化というものが、わたしたちの生活、わたしたちの国には根付いているのだろうかと、首を傾げたくなる。そんな一時が、オリンピックが近づくにつれ増えてくるのだ。「まあ、ずい分とへそ曲がりだね」と嗤われてしまえば、それまでなのだけれど。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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