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年上の内川、松田にも笑顔とヤジ。
新米コーチ本多雄一の奪Sh!改革。 

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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photograph byKotaro Tajiri

posted2019/02/15 07:00

年上の内川、松田にも笑顔とヤジ。新米コーチ本多雄一の奪Sh!改革。<Number Web> photograph by Kotaro Tajiri

キャンプで年上の松田、工藤監督と話し込む本多雄一内野守備走塁コーチ。

走るぞ、という他球団への意識づけ。

 '11年、プロ野球史上初めての完全優勝(パ・リーグの相手5球団、および交流戦で当たったセ・リーグの6球団、すべての対戦相手に勝ち越し)を果たした時のホークスは驚異の180盗塁という数字を記録した。

 ただ、工藤監督は「ピッチャーの立場からすれば、走者は一塁にいて『走るぞ、走るぞ』とプレッシャーをかけられるのも嫌。打者に集中できないし、配球面でも直球系が多くなる」という。

 たとえ盗塁増にならなくとも、ホークスが打ち出す方針はすでに他球団の耳には届いているはずで、現時点でも一定の効果はあったはずだ。

 シーズンが蓋を開けて、どのような野球が展開されるのか。2019年型のホークス野球が楽しみだ。

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