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立ち技イベント「Krush」10周年。
記念大会にも表れた“イズム”とは? 

text by

橋本宗洋

橋本宗洋Norihiro Hashimoto

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photograph byTakao Masaki

posted2018/11/27 11:00

立ち技イベント「Krush」10周年。記念大会にも表れた“イズム”とは?<Number Web> photograph by Takao Masaki

“レジェンド”山本真弘(左)と20歳の新鋭・里見柚己の戦いは、衝撃的な逆転劇で幕を下ろした。

「毎週でも興行がやりたい」と宮田P。

 K-1、Krushで各階級にタイトルを制定。武尊はじめ人気選手が何人もいる状況だが、宮田は今でもデビューしたての若い選手を気にかけている。

「できれば新宿FACEだったり、小さな会場で毎週でも興行をやりたいくらいなんですよ。KHAOSは(前日カード抽選やファイトマネー総取りトーナメント、ジム対抗戦など)企画性を持たせてますけど、平(ひら)興行でもいい。若い選手がたくさん試合をして、経験を積んで、そこで何が生まれるか。誰がアクションを起こすのか。小さい会場だからこそ、ギラギラした選手も出てくると思います」

 こういう考えのプロデューサーがKrushとK-1を手がけている。それが大事なことなのだろうと思う。

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