Number on NumberBACK NUMBER

マラソンとトラックの関係。
~大迫、設楽、キプチョゲという潮流の意味~

posted2018/11/02 07:00

 
マラソンとトラックの関係。~大迫、設楽、キプチョゲという潮流の意味~<Number Web> photograph by AFLO

キプチョゲは1984年11月5日生まれ。アテネ五輪、北京五輪では5000mで銅メダル、銀メダル。リオ五輪ではマラソンで金メダルを獲得した。

text by

小川勝

小川勝Masaru Ogawa

PROFILE

photograph by

AFLO

 日本の男子マラソンで大迫傑が画期的な日本記録を出した。シカゴマラソンで2時間05分50秒を記録して、アフリカ出身の選手以外では、歴代2番目にあたるタイムだった。10月のシカゴだけにスタート時の気温は13度と、記録を狙うのに適した温度だったが、レースの終盤では小雨が降ったり、向かい風が吹いたりと、厳しい条件もあった中で出した価値のあるタイムだった。

 2月に東京マラソンで設楽悠太が出した2時間06分11秒をさらに更新したわけだが、大迫のタイムは10月17日の時点で、'18年の世界ランキングでは14位タイ、アフリカ出身の選手以外では最上位のタイムだ。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1649文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

#エリウド・キプチョゲ
#デニス・キプルト・キメット
#ケネニサ・ベケレ
#大迫傑
#設楽悠太

陸上の前後の記事

ページトップ