沸騰! 日本サラブ列島BACK NUMBER
「日本で一番強い牝馬」を見逃すな。
秋華賞はアーモンドアイの晴舞台だ。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byYuji Takahashi
posted2018/10/13 10:30
ローズステークスをカンタービレで制したルメールだが、秋華賞はアーモンドアイに騎乗する。
「見るレース」かもしれないが。
アーモンドアイが引いたのは6枠11番。12番オスカールビー、13番ミッキーチャーム、17番サヤカチャン、18番ダンサールなど、逃げ・先行馬が自分より外に数頭いるが、それらを先に行かせ、好位か中団でレースを進めることになるだろう。
2着探しのレースになると思うが、やはり、桜花賞前までは力関係がアーモンドアイと逆ではないかと思わせる強さを見せていたラッキーライラックが1番手か。こちらは、アーモンドアイのように、早くからぶっつけを予定していたわけではなく、脚元に不安が出たためトライアルを見送ることになった。それでも、2週つづけて併せ馬で追い切り、臨戦態勢は整った。
これは「買うレース」ではなく「見るレース」なのかもしれないが、せっかく馬券が売られているのだから、ワクワク感を高める材料として、アーモンドアイとラッキーライラックの1、2着固定の3連単などを買ってみようと思う。