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相撲の五輪期間中の特別興行は、
世界へのビジネスチャンスになる!

posted2018/09/17 09:00

 
相撲の五輪期間中の特別興行は、世界へのビジネスチャンスになる!<Number Web> photograph by Kyodo News

東京五輪は日本に来た外国人に、相撲の魅力をアピールする絶好の機会となる。

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池田純

池田純Jun Ikeda

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 NPB(日本野球機構)は先日、オーナー会議で東京五輪期間中の国内リーグ戦の中断を決定し、発表しました。やらない、という決定については少し残念ですが、いろいろな事情もあるのでしょう。

 私はリオ五輪の時、現地に行っていたのですが、街中によくある地元レストランやバーでは、普通にブラジル国内のサッカーリーグ戦が放映されていました。もちろんブラジルでのサッカーは日常なので、日本のプロ野球とは位置づけが少し違うかもしれませんが、ふとそんなことを思い出しました。

 その一方で、驚きだったのは、大相撲が五輪期間中に特別興行を行なうと発表したことです。この決定からは、大相撲をこの機会にもっと世界に発信していきたいんだという強いメッセージを感じました。実際、尾車親方も「海外の皆様に大相撲を見ていただけたらいい」とコメントを発表しています。

相撲を海外向きのコンテンツに。

 オリンピックはスポーツの祭典ですが、それと同時に大きなビジネスチャンスです。

 相撲にはコンテンツとしての大きな価値がありますし、そのビジネスチャンスを掴むのではないかなと思っています。

 余談ですが、以前に株式会社ブシロードの木谷高明取締役は「コンテンツの価値はカードゲーム化できるかどうか」といった感じのことを言っていましたが、相撲はカードゲーム化したら絶対に面白くなるでしょう。

 五輪を機に日本に来た外国人は、相撲にも興味があるはずだし、その時に“力士グッズ”なんてものをお土産に持たせられたら喜ばれそうですよね。日本人でも、外国人の友達に相撲を案内しようとしたときに、少しでも知識を持っておこうと調べたり、実際に観戦したりする人も増えてくるはずです。

【次ページ】 各競技、リーグ戦に求めたい努力。

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