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女子ボクシング界に変革の時が……。
2人の逸材、谷山佳菜子と千本瑞規。
text by

布施鋼治Koji Fuse
photograph byKoji Fuse
posted2018/08/17 07:30

写真左が千本瑞規、右が谷山佳菜子。女子ボクシング界をもっとメジャーにしたい! という思いは共通だ。
「3~4戦目で(日本王者を)獲ることも」
男子と比べるとKO決着が少ないことも指摘されるが、言葉の節々に気の強さを覗かせる千本は自分たちの手による変革を訴えた。
「単なる打ち合いではなく、しっかりとした技術を伴った駆け引きを見せたうえで男子に負けないファイトを見せたい」
井上氏は、5戦以内に谷山は日本王者になれると太鼓判を押す。
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「筋道さえ作れば、3~4戦目で獲ることも可能でしょう。8オンスという小さいグローブに慣れていない千本は1~2戦様子を見ないといけないけど、ふたりとも逸材なのでうまいこと売り出したい」
新世代の台頭によって、女子ボクシングは変わるのか。
