金子千尋の名言
どこに投げたら討ち取れるんだろうと、考えさせられるような、穴の少ない打者が嫌ですね。
金子千尋(プロ野球)
オリックスのエースは、1人1球、全27球での勝利を理想としている。できるだけ少ない球数で“打たせて取る”タイプのピッチャーだ。だが、ソフトバンクの内川聖一に対しては、1打席で8球をファウルにされ、アウトを取るのに21球を費やしたこともある。「苦手であろうコース、球種を投げているのに、そこをファウルにする。前に飛ばしてくれればアウトにできると思っているのに、それを前に飛ばしてくれない。思い描いたところに投げてでも打ち取れないから、次はもっと厳しいところに投げようとする。そうすると四球にもつながるし、自分のリズムにならない。球数も増えて、だんだん甘くなってしまうんです」と語り、その実力を肌で感じている。
Number912号(2016/10/06)
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