ハース快走の陰に、この日本人アリ。
F1界で活躍する“サムライ”富塚裕。 

今季、チーム史上最高の結果を出せた背景。

　小松は言う。

「常にタイヤのことを考えてくれるスタッフがいるというのは、本当にありがたい。そういう人はいままでハースにはいなかった。

　これまでは私やほかのエンジニアが自分の仕事をしながら、片手間にやっていた。

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　まったくの素人のエンジニアがタイヤを見てくれているだけでもチームにとってはありがたいのに、22年間もの経験を持つエキスパートがタイヤだけ見てくれているわけですから、本当に心強い」

　第9戦オーストリアGPでの4位と5位。これはハースとしてチーム史上最高の結果だった。