奪三振数は違えど、奪三振率は……。

＜昭和の奪三振数10傑＞
1金田正一　　4490三振
2米田哲也　　3388三振
3小山正明　　3159三振
4鈴木啓示　　3061三振
5江夏豊　　　2987三振
6梶本隆夫　　2945三振
7稲尾和久　　2574三振
8村山実　　　2271三振
9小野正一　　2244三振
10村田兆治　　2125三振

＜平成の奪三振数10傑＞
1三浦大輔　　2481三振
2工藤公康　　2287三振
3山本昌　　　2272三振
4杉内俊哉　　2156三振※
5石井一久　　2115三振
6西口文也　　2082三振
7佐々岡真司　1806三振
8桑田真澄　　1633三振
9星野伸之　　1536三振
10涌井秀章　1534三振※

　平成の奪三振数は勝利数ほど引き離されていない。平成になって落ちるボールなど変化球が進化し、奪三振率は上がっているのだ。

　平成の奪三振王は意外やハマの番長・三浦大輔。現役選手では涌井秀章、金子千尋らがハイペースで三振を奪っているので、8位以下は今年中にかなり変動しそうだ。

平成の方が多い守護神のセーブ数。

＜昭和のセーブ数10傑＞
1江夏豊　　　193セーブ
2斉藤明夫　　133セーブ
3山本和行　　130セーブ
4牛島和彦　　126セーブ
5鈴木孝政　　96セーブ
6角盈男　　　93セーブ
7金城基泰　　92セーブ
8森繁和　　　82セーブ
9郭源治　　　66セーブ
10津田恒実　　62セーブ

＜平成のセーブ数10傑＞
1岩瀬仁紀　　405セーブ※
2高津臣吾　　286セーブ
3佐々木主浩　252セーブ
4サファテ　　234セーブ※
5小林雅英　　228セーブ
6藤川球児　　223セーブ※
7馬原孝浩　　182セーブ
8クルーン　　177セーブ
9武田久　　　167セーブ
10永川勝浩　165セーブ※

　勝利数とは対照的に、平成の投手が圧倒的な数字を挙げている。平成の野球は救援投手で持っていると言っても良いくらいだ。中日の岩瀬仁紀は5月2日には前年8月以来の405セーブ目を挙げた。この記録、金田正一の400勝に匹敵するのではないか。

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