川淵三郎の名言
ぼくはサッカーをプロ化しようなんてぜんぜん思ってなかったんですよ。反対に、そんなことできっこないと思っていた。
川淵三郎(サッカー)
1989年、川淵は日本サッカーリーグの評議員会議にリーグのプロ化を提案した。評議員会議とはリーグに参加している企業の代表者の集まりで、いうなればオーナー会議である。各クラブの評議員はこぞって反対したが、川淵はあきらめず、日本サッカー協会の理事会の中にプロリーグ検討委員会をつくる。「リーグの中で話し合いをつづけていたら、絶対にJリーグはできなかっただろう」と川淵は述懐するが、「100%成功するなんて思ってなくて、駄目でもともとと思っていた」と当時の胸中を告白した。
Number630号(2005/06/16)
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