波留敏夫の名言
中日で死んでいた2年間に比べて、ロッテでは生きている実感がある。
波留敏夫(プロ野球)
2018/04/02
1998年の横浜優勝メンバーだった波留は、2001年シーズン途中に中日にトレードで移籍。だが、故障の影響に加え、山田久志監督ともソリが合わず、「このまま沈んでしまう」と悲嘆に暮れていた。そんな波留に手を差し伸べたのが、ロッテのヘッドコーチに就任した高代延博(現阪神一軍作戦兼総合コーチ)だった。さらにロッテには横浜時代のチームメイトだった井上純らがいた。ロッテには必要としてくれる人がいて、気心知れた仲間もいる。「どこかで横浜の優勝を引きずっていた。でも、ロッテに来て、すべてが吹っ切れた」と復活を誓った。
Number570号(2003/02/20)