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タイガーの復活にゴルフ界が熱狂。
視聴数は10倍以上、元恋人まで登場。 

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舩越園子

舩越園子Sonoko Funakoshi

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photograph bySonoko Funakoshi

posted2018/03/15 07:00

タイガーの復活にゴルフ界が熱狂。視聴数は10倍以上、元恋人まで登場。<Number Web> photograph by Sonoko Funakoshi

タイガー・ウッズの人気・知名度はいまだ衰えず。レジェンドというのはそういうものなのかもしれない。

2009年も、2012年も復活した場所。

 2008年の全米オープンで傷めていた左ひざを引きずりながらメジャー14勝目を挙げたウッズは、その直後に膝の手術を受け、戦線離脱。リハビリを経て米ツアーへ復帰し、最初に勝利を挙げたのが2009年のベイヒルだった。

 その年の暮れに未曽有の不倫騒動が勃発。再びツアーから離れたウッズは、その後、離婚など私生活の変化を経験し、メンタル面は揺れ動き、スイング改造にも着手した結果、どんどん不調に陥っていった。

 周囲からは「もはやウッズは再起不能」の声も聞かれた。だが彼は再び這い上がり、騒動から3年ぶりの復活優勝を遂げたのが2012年のベイヒルだった。

 だから今回も、2013年8月のブリヂストン招待以来の復活優勝を、このベイヒルで達成するのではないか。

「5年ぶりの復活優勝なるか?」

「通算80勝目はなるか?」

 今週もそんな期待がベイヒルに溢れ返っている。

松山、ジェイソンと回る予選の2日間。

 開幕前の会見に臨んだウッズは、すべての期待を感じつつ、人々の想いを柔和な笑顔で受け止めていた。

「僕がここで勝ったとき、アーノルド・パーマーと握手をしたら、彼は『あのパット、キミなら決めると思ってたんだよ』と冗談交じりに言って、2人で大笑いしたことを今でもよく覚えている。残念ながら、もうあの瞬間を彼と迎えることはできない」

 でも、今度は大勢のファンと一緒に笑顔で優勝を祝いたい――ウッズの笑顔は、そう言っていたと信じつつ、初日のティオフを眺めたい。

 左手親指の故障から復帰する松山英樹、そしてジェイソン・デイと同組でウッズが回る予選2日間。ベイヒルは賑やかな春の祭りに沸き返るはずだ。

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