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大橋会長が語るボクシングの未来。
井上尚弥vs.那須川天心の可能性。
text by
鈴木忠平Tadahira Suzuki
photograph byIchisei Hiramatsu
posted2018/02/06 17:00
大橋ボクシングジムから世界王者になったのは川嶋勝重、八重樫東、宮尾綾香、井上尚弥の4人。
池田「昔、『修羅の門』という漫画で……』
池田 今、インターネット上では井上対(キックボクシングの)那須川天心が見たいと言われています。
大橋 那須川選手は強いですね。ボクシングをやっても世界王者になれますね。これまで3戦目での世界王者というのが最速記録なんですが、それを破れるとしたら那須川選手がボクシングをやった時じゃないですかね。本人もやりたいんじゃないですか。
池田 ぜひ、見たいですね。昔、『修羅の門』という漫画に陸奥九十九という主人公がいて、あらゆる格闘技をマスターしながら勝っていく。今、それが井上選手や那須川選手なんじゃないかな、と。また、女性的な温かい目でも、格闘技を観れるというところの最高峰が村田諒太選手で、この3人がこれからの格闘技を引っ張って行ってくれるんじゃないですか。