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2018年ドラフト会議予想、1位の12人。
各球団の“足りない所”を考えると。
posted2018/02/04 11:30
text by
安倍昌彦Masahiko Abe
photograph by
Hideki Sugiyama
今年の「ドラフト戦線」を占ってみたければ、実際に“ドラフト”をやってみればよい。
そう考えて、もう何年も前から実行している「ひとりドラフト」。私が発刊している野球誌『野球人』の恒例企画になっている。
実際に「ひとりドラフト」で検証してみた2018ドラフト戦線。
前回は、それぞれ1位指名が3球団重複した大阪桐蔭高・根尾昂(内野手)と富士大・鈴木翔天(投手)の2人について語ってみた。
そして今回は、“重複”を外してしまった4球団が、ならば「繰り上げ1位」にどんな選手の名を挙げたのか。さらに、出揃った1位指名10選手について語ってみたいと思う。
今回の「ひとりドラフト」1位入札の12名は、次の通りだった。
日本ハム 藤原恭大(外野・大阪桐蔭高)
ヤクルト 野村大樹(内野・早稲田実業高)
ロッテ 鈴木翔天(投手・富士大)
中日 根尾昂(内野・大阪桐蔭高)
西武 松本航(投手・日本体育大)
阪神 根尾昂(内野・大阪桐蔭高)
オリックス 吉川峻平(投手・パナソニック)
広島 鈴木翔天(投手・富士大)
楽天 根尾昂(内野・大阪桐蔭高)
DeNA 甲斐野央(投手・東洋大)
ソフトバンク 齋藤友貴哉(投手・ホンダ)
巨人 鈴木翔天(投手・富士大)
抽選の結果、外れ1位指名でそれぞれ下記の選手の名前を挙げて、1位12選手が出揃った。
中日 平尾奎太(投手・ホンダ鈴鹿)
広島 小園海斗(内野・報徳学園高)
楽天 中川圭太(内野・東洋大)
巨人 島田直哉(投手・龍谷大平安高)