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1-7大敗にめげない“シンデレラ”。
セリエ弱小クラブ、野心の結末は?
posted2017/04/08 11:30
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今季セリエAでは26試合で5ゴール、6アシスト(30節終了時点)。アタランタ躍進を支える巨漢FWペターニャは代表にもデビューした。
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![弓削高志](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/f/0/-/img_f0322fcff461573562ec362ae5a289399973.jpg)
弓削高志Takashi Yuge
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AFLO
サン・シーロのスコアボードに「7-1」の数字が並んだとき、アタランタの選手たちはうなだれ、両膝に手をついた。
ここまでか。
予想外の快進撃で今季セリエAの上位に食い込んできたアタランタが、3月中旬の28節でインテルに歴史的大敗を喫した。
2週間前に強豪ナポリを撃破し、意気揚々と敵地ミラノに乗り込んだまでは良かったが、アタランタはあらゆるフィジカル勝負に競り負け、前半だけで5失点。後半には5バックを敷いたが、さらなる追加点を許した。
3年前のブラジルW杯準決勝で、ホスト国を襲った悲劇的惨敗を思い起こさせる悪夢のスコア。20歳そこそこで経験の浅いアタランタの選手たちが意気消沈したとしても何らおかしくなかった。
苦虫を噛み潰したような表情の指揮官ガスペリーニと、泣き出しそうな顔の選手たちは、本拠地ベルガモへ戻るチームバスに乗り込んだ。
ミラノ勢、ラツィオ、アタランタに絞られたEL争い。
セリエAの来季ヨーロッパリーグ(以下EL)出場権争いが激化している。
優勝チームに本戦出場権が与えられるコッパ・イタリアの動向次第では、昨シーズン同様6位にまでEL予選出場権獲得の可能性があり、出場権争いは、一歩リードする4位ラツィオに5位のアタランタ、そしてインテルとミランを加えた4チームにほぼ絞られたといえるだろう。