沸騰! 日本サラブ列島BACK NUMBER
高松宮記念とドバイでの3GI。
佐々木主浩の眼も運も世界クラスだ!
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKyodo News
posted2017/03/27 11:40
デビューは1800mだったが、スプリント路線で開花したセイウンコウセイ。群雄割拠の短距離に新星が現れた。
佐々木主浩オーナーの選馬眼もワールドクラスだ。
最後の3つのレースは日本でも馬券が売られ、今年の海外馬券第1弾となった。売上げ合計は、3レースで25億8107万500円。内訳はターフが5億7121万9400円、シーマクラシックが6億3023万900円、ワールドカップが13億7962万200円だった。
ちなみに、初の海外馬券発売となった昨秋の凱旋門賞は41億8599万5100円、メルボルンカップが6億9737万1200円、ブリーダーズカップフィリー&メアターフが8億596万3400円、香港国際競走は、4レース合計で38億2070万6800円だった。
深夜に、ネット投票だけでこの金額に達したことが、ドバイワールドカップデーの注目度の高さを示している。
比較の対象にすべきでないのかもしれないが、ドバイターフの1着賞金は360万米ドルだから、約4億円。ヴィブロスの強さも、佐々木主浩オーナーの選馬眼と強運もワールドクラスだ。