Number ExBACK NUMBER
監督・ジダンのサッカーとは何か。
恩師デルボスケたちに聞いてみた。
text by
豊福晋Shin Toyofuku
photograph byDaisuke Nakashima
posted2017/02/14 07:00
史上初めてCLとW杯、ユーロの3つを制した監督であるビセンテ・デルボスケ。現在は講演などを行う日々だ。
ジダンに、まだ色はないが……。
レアル・マドリーを率いて1年。
ジダンに、まだ色はない。
しかしその細身のスーツの内側に流れるのは、デルボスケとアンチェロッティという、偉大な指揮官が残したもの。
かつてロッカールームで同じ時間を過ごした人たち、その誰もが監督ジダンのこれからに大いなる期待を寄せている。
「いろんなことを経験し、見て、学んでいく。監督とはそういうもの。彼は、まだ若いんだから」とデルボスケは言った。
巣立とうとしている息子への言葉みたいだった。
大好評発売中のNumber921号では、今回インタビューしたデルボスケらに加え、チームメイトだったイバン・エルゲラや、銀河系マドリーを作り上げたホルヘ・バルダーノからジダンの行きつけのレストランまでを徹底取材。2003年CL決勝でのジダンの「伝説のボレーシュート」がいかに生まれ、なぜ今も皆の心に残り続けているのかを追いました。ぜひお手に取ってみてください!