高校サッカーPRESSBACK NUMBER
国見で優勝2回の三浦淳寛さんに
選手権の勝ち方を聞いてみた。
text by
松本宣昭Yoshiaki Matsumoto
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2016/12/29 17:00
三浦淳寛氏が3年生で選手権優勝を果たしたのは、Jリーグ開幕の年。全国のサッカー少年にとって憧れの存在だった。
いい選手と言われるより、いい人間と言われたい。
高校3年間の思い出と選手権での経験は、今も三浦氏にとって貴重な財産となっている。だから、選手権の優勝旗を掲げることを夢見る高校生たちに、こうメッセージを贈る。
「僕の座右の銘は、『自信と過信は紙一重』です。これは小嶺先生が何度も何度も口にしていた言葉。小嶺先生は、サッカーの指導者である前に、教育者でした。高校時代、こう教えられたのを覚えています。
『三浦淳寛って、いい選手だなと言われるのも良い。でも、三浦淳寛って素晴らしい人間だなと言われることは、もっと大事だぞ』
今大会でも、勝利への強い決意を持ち、人間的にも謙虚で素晴らしい選手がたくさん見られることを願っています」