藤田敦史の名言
今の選手たちの練習を見ていて問題だと思うのは、引き算の練習をしていること。
藤田敦史(陸上)
2000年の福岡国際マラソンで2時間6分51秒の日本記録で優勝した藤田は、それ以降、自身の記録を上回る日本人選手が出ない現状を、練習に問題があると指摘する。「例えば、翌日きつい練習があるとすれば前日は軽めにしようとする。でも僕は、明日きつい練習があるなら今日長い距離を走って体を重くして臨めばものすごい負荷のかかる練習になる」と考えていたという。「僕がそんな足し算の練習を意識したのは、調子が一気に上がってしまうのを抑えて試合に合わせるため。引き算の練習だと体調を合わせる“練習のための練習”になってしまい、結局は試合につながらなくなっている」。もっと負荷の強い練習をしなければ、日本男子の復活はあり得ないのかもしれない。
Number902号(2016/05/19)
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