月刊スポーツ新聞時評BACK NUMBER
プチ鹿島、6月のスポーツ新聞時評。
「神ってる」「アモーレ」流行語続々!
text by
プチ鹿島Petit Kashima
photograph byNaoya Sanuki
posted2016/07/01 17:00
鈴木誠也の3試合連続決勝弾から生まれた名言「神ってる」。さらに、お立ち台に立った際にする「誠也シャワー(氷水を頭から被ること)」も流行中だ!
コリジョンルールに対するノムさんの言葉は強かった。
月末30日、『コリジョンルールへの不満頻出…シーズン中に異例の見直しへ』(サンスポ)というニュースが各紙で一斉に報じられた。
サンスポは『これでいいのか!? コリジョンルール』という集中連載を6月21日からスタートさせていた。
《「捕手の技術」とされてきたブロックが完全に禁止され、従来から「最も悪い技術」と指導されている“追いタッチ”しか打つ手がない。安全を確保する代償として、80年以上もかけて磨かれてきた技術が否定されている。》(野村克也)
ノムさんの言葉はやはり説得力があった。
あと、今のままのコリジョンルールだとなにより審判がかわいそう。
尋常なストレスではないはず。なので以前のルールに戻して「悪意」のあるプレーの判断はそれこそ審判の裁量(見せ場)にお任せすればよいと思うんです。
とりあえずルール見直しは良かった。
以上、6月のスポーツ新聞時評でした。