為末大の名言 

なんだか気分が悪いんですよ。上に人がいるって。日本人として良かったなんて評価は関係がありません。世界を見ていきたいんです。

為末大(陸上)

2000年のシドニー五輪400mハードルに出場するが、予選で転倒し、準決勝進出を逃した。このときの屈辱を「前は寿司で言ったらガリみたいなもんですよ。ポロッと落ちても、つまりレースから消えたって全然気にしてもらえなかった」と喩えたが、「でも今は、まあとりあえず最後の楽しみにとっとくか、とネタの中心にはなりましたよね」と、2001年の世界陸上で五輪・世界選手権を通じて日本人初の短距離種目の銅メダルを獲得するほどの成長を自賛。さらに「やはり寿司ならトロにならないと。世界一、金メダルを目指して頑張ろうと思います」と、さらなる飛躍を誓った。

Number534号(2001/10/18)

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