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織田裕二「ついでに帰ってきちゃいました」賛否両論のホンネ…今やTBS世界陸上名物に「何やってんだよタメ!」「地球に生まれてよかったー」
posted2025/09/14 17:01
世界陸上に帰ってきた織田裕二。TBSの中継に欠かせない一種の舞台装置ともいえる
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Nanae Suzuki
陸上競技は、単純なようで実に奥が深い
<名言1>
絶対に心を揺さぶる一瞬があると思います。
(織田裕二/Number884号 2015年8月20日発売)
◇解説◇
「私もついでに帰ってきちゃいました」
13日、34年ぶりの東京開催となる世界陸上のオープニングセレモニーで、熱い男がカムバックした。
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俳優の織田裕二がスペシャルアンバサダーとして国立競技場に登場すると「いよいよ今日から9日間、世界の超人たちが織り成すドラマを皆さんと一緒に十分に味わい尽くしたいと思っています。用意はいいですか。東京世界陸上、スタートです」と宣言。生中継するTBSでは、江藤愛アナウンサーや今田美桜、&TEAMのKらが並ぶ中で相変わらずの存在感を発揮した。
解説者も驚くほどの知識量と高いテンションで陸上愛を語る。そんな織田が世界陸上のメインキャスターを務めるようになったのは1997年大会から。2022年大会まで13大会連続で務め、中井美穂アナウンサーとの丁々発止の掛け合いは名物となった。
Numberでは2015年北京世界陸上の開幕前、キャスターを務めていた頃の織田に見どころを聞いたが、当時高校生だったサニブラウン・アブデル・ハキームへの期待を語るとともに次々と陸上界の新鋭候補の名を挙げ、見識の深さが垣間見えた。さらに……
「陸上競技は、単純なようで実に奥が深い」
「わずか数秒や数分に人の一生をギュッと凝縮したような熱さがありますよね」
端的かつ印象に残るフレーズを口にするからこそ、病みつきになる視聴者が多いのだろう。
練習とか、一生懸命見ていたりするんですよ
<名言2>
何やってんだよ、タメ!
(織田裕二/NumberWeb 2022年7月25日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/854026
◇解説◇
2013年の世界陸上開幕前、織田は会見でこのように語っている。

