杉山愛の名言
好きなことで、いくらでも上に挑戦できるのは、決してたくさんの人に与えられたチャンスでもないと思う。だから、このチャンスは無駄にしたくないんです。
杉山愛(テニス)
2016/04/05
杉山が心底、敬愛していたという伊達公子が一度目の現役引退を宣言したのは25歳のときだった。25歳になったばかりの杉山にそのことを指摘すると、「自分の今のテニスを考えると、これで完成したっていうのが、まだないんです。それを探すためには、止めるに止められないと思う。心技体ともに、すべてここまでやったんだっていうのがないので、そういうところに達するまでは挑戦し続けたいんです」と語った。彼女がキャリアハイを迎えるのは、もう少し先のことだった。
Number514号(2001/01/11)