添田豪と杉山愛が代表新監督に。育成との分業制で再浮上なるか。

　国別対抗戦の男女日本代表に新監督が就任した。男子のデビスカップは添田豪、女子のビリー・ジーン・キング・カップは杉山愛が今年から指揮をとる。

　添田監督は「決勝ステージ出場が（当面の）目標。ゆくゆくは優勝したい」と抱負を述べた。杉山監督は「道のりは長いが、最終的には頂点に立ちたい」とチームへの期待を口にした。今季は男子がワールドグループ1部プレーオフから、女子はアジア／オセアニア1部からのスタートになる。

　新体制の目玉は分業化だ。両監督は国別対抗戦で結果を出すことに集中する。一方、ナショナルチームのコーチ陣は将来の中心選手を育てることに注力、世界100位以内に継続して選手を送り込むことを目指す。