ラグビーPRESSBACK NUMBER
世界と戦う日本ラグビー、サンウルブズ。
新ヘッドコーチとチーム陣容を検証。
text by
大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph byYohei Osada/AFLO SPORT
posted2015/12/25 11:00
サンウルブズの記者会見にて。左から垣永真之介、矢富勇毅、そしてヘッドコーチのマーク・ハメット、エドワード・カークと続く。
サンウルブズの初戦は2月27日です!
選手にとっても同じことだろう。低い評価から結果を出していけば、周りの目は一夜にして変わる。それはこの秋、ラグビー日本代表が証明して見せたことだ。
サンウルブズの初戦は2月27日、秩父宮ラグビー場に南アフリカのライオンズを迎え撃つが、南アから来日するのはこのライオンズだけ。国内で行われる残り4戦の相手はオーストラリア勢とアルゼンチンのジャガーズのみ。同じ南アフリカ・グループ勢との対戦は中間地シンガポールでの3戦と、南アに乗り込んでのアウェー戦が5試合だ。
過酷な日程、移動しながらの連戦による疲労もサンウルブズの前に立ちはだかる。だがそれは、SANZAR勢がこの20年間、積み重ねてきたことだ。
日本ラグビーが、再び世界を驚かせるために、新しい第一歩を踏み出す。