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「時間がない」はずのU-22が覚醒!?
新星の登場と“おとなしさ”の打破。
text by
戸塚啓Kei Totsuka
photograph byJ.LEAGUE PHOTOS
posted2015/11/04 10:30
ユース生え抜きでもあり、浦和で圧倒的な人気を誇る関根貴大。U-22代表でも中心になれるか。
細部へのこだわりは時間不足を解決するか。
U-22日本代表の次なる活動は、今月に予定されるトレーニングキャンプだ。当初は海外遠征も検討されたが、様々な事情で国内合宿に落ち着くようだ。
J1は11月22日に、J2は同23日にリーグ戦が終了するものの、J1のチャンピオンシップとJ2の昇格プレーオフがその直後に組まれている。手倉森監督の必要とする選手全員が、顔を揃えられるか。現実的には難しいだろう。
10月の合宿から、U-22日本代表は練習で使用するボールを変更した。Jリーグと異なるデザインのボールは、AFCの公式球である。「選手たちは軽くて蹴りやすい、と話していた。悪くない感覚のようだね」と、手倉森監督はサラリと話した。
細部へのこだわりが、「時間」という壁を突き破っていく。